この卒業論文について
ニュートンの研究のきっかけ
子ども向けのニュートンの伝記などでは、リンゴが木から落ちる現象から、ニュートンはまるで一瞬のひらめきで万有引力を発見したかのように書かれている。大学などで科学史や物理を学んだ人を除くと、多くはそのように考えているのではないだろうか。このような話が本当かどうかを確かめ、本当のニュートンの姿を追求していきたい。
この卒業論文について
どんな環境で、どんな方法でニュートンが万有引力を発見していったのかを考えていく。また、ニュートンは微分積分を発見した人として有名であり、彼の大著『プリンキピア』も微積分を用いて書かれていると思っている人が多いのではないだろうか。そこで、プリンキピアの内容と証明の方法を簡単に説明し、続いて、初等平面幾何学を用いた楕円軌道の導出法を検証し、それぞれ比較しながら、ニュートン力学の形成について考えていく。
この卒業論文は、インターネットに対応して作られたものであり、紙に印刷された状態でも内容が変わることはないが、電子データとしてインターネット上で見れば、快適に様々な部分を見ることができる。また、内容を視覚的に一層分かりやすくするために、各所にJavaなどによるアニメーションやシュミレーションを取り入れており、より分かりやすく、ニュートンについて、近代科学の成立について知ることができるように工夫したつもりである。